ズヤ発電所のマネー通信

太陽光発電とお金の情報発信ブログ

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太陽光発電、固定買取制度終了を経済産業省が検討、今後の予想

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自称太陽光投資家のズヤです。

 

今回はニュースであった再生可能エネルギー固定買取制度を経済産業省が終了を検討している」について解説、今後の予想を解説したいと思います

 

実際に太陽光発電をおこなっている事業者目線での解説になります。

 

主観的で希望的意見も多々ありますがご了承ください

 

太陽光発電、固定買取制度終了を経済産業省が検討

 

 時期的に買取制度の終了は近いと感じていた

 

固定買取制度は開始してから今年で10年と言う節目をむかえました。

 

少し話題になったニュースで「家庭用FITが終了し電力会社が買取価格の提示」というニュースがあったと思います

 

このニュースで各電力会社が提示した金額は1kwあたり7~9円前後が大半を占め、現在の産業用太陽光発電の固定買取価格1kwあたり14円とほとんど差がなかったのです。

 

開始当時が40円前後で販売価格よりも買取価格が高い状態だったのでその状態と比べればだいぶ下がったと見えるでしょう

 

この様な社会の状況から固定買取制度が続いても後1~2年で終わりではないかと感じてはいました

 

終わる事でのメリット

 

終わる事でのメリットは一般家庭で払っている「再エネ発電促進課金」が上がらない可能性が出てきた。

 

これは我々が電気を使うことで支払ってる電気料金の一つで、年々金額が増加してきて頭を悩ませたものです

 

ざっくり説明しますと「固定買取で売電単価が購入単価よりも高いので電力使用者で少し負担してね」と、こんな感じです

 

この負担していた金額が固定買取が終わればこれ以上大幅に増えることは無いと考えています

 

終わる事でのデメリット

 

デメリットは我々発電事業者にあります。

 

なぜなら太陽光発電事業のメリットは固定買取に依存していたことが大きいからです

 

これが無くなるという事は「買取価格が不安定になる」これがデメリットでしょう

 

今までは価格が決まっておりシミュレーションが容易でした。

 

しかしそれが無くなるという事は電力市場の状況に左右され数年後には契約より下がる可能性があってもおかしくない状況が常にある。

 

この様に不安がある中、太陽光事業をしなければならない、安定性に欠ける事業になるからです

 

 

 今からできること

 

これは太陽光事業を進める人は今のうちに発電所を作れるだけ作っておく。これ以外ないと考えます

 

確かに以前よりも太陽光発電は価格が下がったことで利回りが下がったり、補助金がでなくなったりして利点が無くなってきたのも事実です

 

しかし、それでも利回り10%を超えて、融資を受けられる事業はそうそうありません

 

安全性を求めた事業を好む方はこれが最後のチャンスなのです

 

まとめ

 

・固定買取制度は後数年で終わる可能性がとても高い

・終わることにより今後作る発電所は不安定になる可能性が高い

・今が最後のチャンスと捉えドンドン発電所を増やしておいた方がよい

 

私も今のうちに規模を拡大したいと考えてます。融資を受けられるときに受けて将来安定した収入を目指していきましょう