太陽光発電投資家から見た日産リーフのCMを見た感想
ズヤです!こんにちは!
私はサラリーマンをしながら太陽光発電投資をしている兼業の投資家です
太陽光発電のデメリットは卒FIT後の不安であり、20年後は電気が売れるのか分からない不安があります
そんな不安を解消する一つの方法として考えられるのが、電気自動車を蓄電池代わりに使い、太陽光発電をおこなう方法です
そして家庭用太陽光発電の卒FITが次々と終わりを迎えたタイミングで、日産はリーフのメリットでもある「蓄電池の代わりになる」と言う謳い文句で攻めてきましたね
CMでは「リーフ 何日間」の検索キーワードでサイトに誘導しようとしてましたね
そんな日産リーフのCMの感想を記事にしたいと思います
太陽光発電投資家から見た日産リーフのCMを見た感想
太陽光発電の卒FITが話題に上がった時期にCMを打つタイミングの良さ
今回のリーフのCMは太陽光発電のデメリットである、卒FITの不安を解消する事を大々的に押してきましたね
このCMのタイミングはだいぶ前から、虎視眈々と狙っていたようにも見えます
私個人は太陽光発電投資をおこなっている事もあり、初めてCMが流れた時は食い入るように見てしまいました
そしてそのCMの効果とタイミングの良さもあり、CM放送前と比べ約200倍のアクセス数を確認できたそうです
まさに狙い通りの結果になったのではないでしょうか
フル充電すると何日間リーフのバッテリーだけで過ごせるのか
その答えは「4日間」みたいですね
4日間を少ないとみるか、多いとみるかは、人それぞれ意見の分かれる所かもしれません
私の感想としては、案外長い期間過ごせるんだなっと感心しました。予想としては2日が限界と、勝手に思い込んでいたくらいです
しかもこの4日間は、普通にエアコンやテレビを使った結果であり、節約すればもう1日くらい伸ばせるかもしれません
そうなれば災害が起きて停電した場合に、復旧するまでの間はとても重宝する事でしょう
リーフを動く蓄電池と考えれば悪くない
家庭用太陽光発電で卒FITをむかえた場合2つの選択肢があります
- 安い売電単価で売る
- 自家消費をする
基本的にこの2つです
そして自家消費をメインに活用するためには蓄電池が必要で、その蓄電池はとても高額なお値段です
蓄電池の相場を調べたところ、容量にもよりますが100万~200万くらいが相場みたいです
補助金により更に安くなる可能性もありますが、基本的にはこのくらいの相場みたいです
車を新車で買う値段と大差ありませんね
そしてリーフの相場が330万~400万くらいです
お値段はソコソコお高いですが考え方次第では、それなりに高性能な車と同等のシステムが搭載されながら、蓄電池もついてくる
しかもガソリン代が掛からない車と考えれば、お得なようにも見えます
悪くない選択肢なのかもしれません
V2H機器が必要になる
蓄電池を買うくらいなら、リーフでいいんじゃないか!と思う人がいるかもしれません
しかし注意したいのが、他にも必要な機材がある事です
リーフを蓄電池にするにはV2H機器が必要です
V2H機器とはザックリ説明すると、電気自動車から家に電気を送るための装置みたいなものです
このV2H機器が無ければ、リーフで貯めた電気を使うことが出来ません
そしてこのV2H機器、それなりの良いお値段をします
V2H機器の相場は40万~100万くらいが相場みたいですね
やはり電気を扱う装置だけに、ややお高いのは仕方がないようです
蓄電池とリーフ&V2H機器を購入した時の比較
最後に蓄電池を買った場合と、リーフ&V2H機器を買った場合の比較になります
- 蓄電池 100万~200万
- リーフ&V2H機器 380万~500万
値段で言うなら、圧倒的に蓄電池の購入がお得になります
リーフの場合はV2H機器もセットで購入しなくてはならない事もあり、合計するとかなりのお値段になってしまいます
しかし、ほとんどの方が車は必須であり、新車で購入した場合のお値段は、200万以上する事もあります
結局のところ蓄電池を購入した後に新車で車を購入した場合
- 蓄電池100万+新車200万=300万
300万以上は掛かってしまう計算になります
それでもリーフ&V2H機器を購入した方がお高いです
しかし、リーフの場合は付加価値として、高性能な車であり安全性と乗り心地の良さは安い車とは比較にならないところもあります
そしてガソリン車と違い、電気代が自家発電で補えるので、長期で乗り続ければかなりの節約になる事は間違いありません
蓄電池を購入して最低限の自家発電消費にするか、高級路線で付加価値を楽しむかの違いなのかもしれません
まとめ
- CMを流すタイミングは素晴らしい
- リーフのバッテリーで4日間も過ごせる
- ただしリーフを家で使うならV2H機器が必要
- 蓄電池の購入と比べてリーフ&V2H機器はお高い
- 結局は好みの問題
以上が、太陽光発電投資家から見た日産リーフのCMを見た感想についての記事です
蓄電池を購入予定だったのなら、リーフを検討しても良いのかなと感じました
私としては、20年後の産業用太陽光発電が卒FITをむかえた時に、どれだけ電気自動車が安くなるか次第です
そして産業用太陽光発電所から電気自動車に、電気を送る事が出来るのなら検討をしても良いと感じています
20年後どの様になっているか楽しみですね