ズヤ発電所のマネー通信

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サラリーマンがソーラーシェアリングを活用して太陽光発電を始める事は出来るのか?

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ズヤです!こんにちは!

 

太陽光発電の新たな取り組みとして、ソーラーシェアリングが最近話題なってきています

 

ソーラーシェアリングは太陽光発電をしながら、農業をする事で両方の収益を確保できるという利点が魅力的ですね

 

他にも農業振興地域で農地転用が出来ない土地でも、ソーラーシェアリングを活用して太陽光発電に取り組むことが出来たりもします

 

そんな魅力的なソーラーシェアリングが、サラリーマンをしながら取り組むことが出来るのか、考えてみたいと思います

 

サラリーマンがソーラーシェアリングを活用して太陽光発電を始める事は出来るのか?

 

サラリーマンがソーラーシェアリングを始める条件

 

サラリーマンはどうしても本業ありきで行動しなければなりません

 

なのでサラリーマンをしながらソーラーシェアリングを始める条件としては

  • 作物を育てるために頻繁に足を運べるか
  • 継続して10年以上は続ける覚悟があるか
  • 自宅から近い場所に土地が有るか

 などが挙げられると思います

 

もちろん前提条件として、サラリーマンの本業が終わった後に、休日を利用して農業に時間を割かなければいけません

 

ただでさえ残業や休日出勤などの、突発的に仕事が増える可能性が有る中で、更に農業も加わるわけです

 

自由な時間は、かなり制限される覚悟は必要かもしれません

 

残業や休日出勤が無いような、自由な時間を作りやすい職場で働いているのが、条件の一つになるのかもしれませんね

 

ソーラーシェアリングのリスク

 

ソーラーシェアリングを活用するリスクですが、何と言っても継続的に、農業をおこなわなければいけない事ではないでしょうか

 

更にその農業の収穫状況を、毎年報告する必要があります

 

農業を継続的におこなう覚悟の元ソーラーシェアリングを始めても、知識不足や技術不足により収穫が出来ない年が続いてしまった場合、認定取り消しと言った最悪の結果になる可能性もあります

 

農業をおまけにしようとしても報告義務があり、手抜きは出来ない様にしっかりと対策はされているみたいです

 

他にも土地を売却したい状況になった場合、中々買い手が見つからないと言ったリスクも考えられます

 

普通の太陽光発電と違い、手間が掛かり農業のノウハウを必要とするソーラーシェアリングは、出来る人が限られます

 

かと言って部材だけでも売却しようとしても、中古の部材はかなり市場価値が低いです

 

ですので、土地ごと売却するにしても、解体して部材を売却するにしても、手間と時間が掛かる割にたいして手元にはお金は残らないでしょう

 

サラリーマンがソーラーシェアリングをする好条件は無いのか?

 

サラリーマンがソーラーシェアリングをするのは厳しそうではありますが、絶対に出来ないとは言い切れません

 

好条件として、自宅の目と鼻の先に土地がある方は、ソーラーシェアリングもアリだと考えます

 

自宅から近くに土地があるのなら、家庭菜園感覚で農業を始めることが出来ますし、何かあってもすぐに駆け付けることが出来ます

 

実際に私の発電所は祖母の自宅の裏に設置されていますが、管理に必要な道具をすぐに取りに行けるのは、かなりのメリットと感じています

 

他にも、収穫の条件も一定数の収穫があれば、売らないで自分で消費する事だって可能です

 

販売目的となると、品質などの見極めが素人には困難になると予想されますが、自分で食べるのであれば、そこまで品質などにはこだわる必要もありません

 

趣味として家庭菜園を楽しみながら、ソーラーシェアリングで売電収入を得る方法も、悪くはないのかもしれません

 

2020年のソーラーシェアリングは全量買取が可能

 

 ソーラーシェアリングは、地域活用条件の自家消費要件が必要なく、災害時に活用できるようにすれば、全量買取が出来るらしいです

 

これは大きなメリットで、低圧太陽光発電では出来なくなった、全量買取をする数少ない方法です

 

農業をすると言う条件はありますが、全量買取による安定した収入はやはり魅力的ではないでしょうか

 

しかし問題として、売電単価が低いと言った欠点があります

 

FIT単価が13円では、あまり大きな収益は見込めません

 

大きな土地にソーラーシェアリングをすれば農業が大変になりますし、小さな土地にソーラーシェアリングをすれば売電の利益は少ないです

 

この低いFIT単価13円をどう考えるかが難しい所ではないでしょうか

 

やはり「農業のついでに売電収入が得られる」くらいの感覚でいたほうが無難なのかもしれません

 

まとめ

 

  • 農業を本気でする覚悟が必要
  • 農業のノウハウがあり継続しなければならない
  • 自宅近くの土地ならアリかもしれない
  • 全量買取による安定がある

 

 以上が、サラリーマンがソーラーシェアリングを活用して太陽光発電を始める事は出来るのか?についてです

 

私としては、ソーラーシェアリングをしてまで、太陽光発電をするのは少しばかり大変そうかなと思いました

 

ソーラーシェアリングが高単価で、大きな売電収入を得られるのであれば、まだチャンスはあります

 

しかし、FIT単価13円では売電収入も少ないですし、農業の手間を考えれば、うまみは少ないかもしれません

 

脱サラして時間的余裕が出来たら、考えるくらいが良いのかもしれませんね