低圧太陽光発電の最後の全量買取FIT14円の魅力【固定買取終了後の利回り】
ズヤです!こんにちは!
太陽光発電の固定買取制度も、大幅な変更を重ねて、ついに低圧太陽光発電の全量買取は無くなってしまいました
現在の全量買取は、高圧太陽光発電をするか、ソーラーシェアリングをするしかありません
しかし高圧太陽光発電は、低圧太陽光発電と比較すると、手軽に参入しにくいのが現状ですし、ソーラーシェアリングも農業との併用なので、手軽に参入は難しいと言えます
かと言ってFIT14円の低圧太陽光発電は、そこまで大きくは作れないので、CFが出にくい所もあります
しかしそれでも、まだ低圧太陽光発電の魅力はあります
そこで今回は低圧太陽光発電の最後の全量買取、FIT14円の魅力を考えてみたいと思います
低圧太陽光発電の最後の全量買取FIT14円の魅力【固定買取終了後の利回り】
以前よりも安く作れるので参入がしやすい
FIT14円の太陽光発電は大きく作ったとしても、1500万円前後になると思われます
この価格帯はCFを求める投資家からしたら、若干物足りないと感じるかもしれません
利回りの高い案件ならボチボチCFは出ると思いますが、それでも年間で10万~20万も出ればかなり良い方です
案件によってはトントンか若干の赤字を覚悟しながら「15年後の融資の返済を完了した後のCFを狙っていく」と言う考え方になる事もあるかもしれません
しかし、初めて太陽光発電をする人にとっては1500万円は、ギリギリ参入に踏み込める価格帯ではないでしょうか
新築戸建てを購入するイメージに近いですし、1500万円なら人生が終わるレベルの大惨事にはなりにくい価格帯と思われます
頭金を1~2割ほど入れれば、返済も楽になると思われます
参入のしやすさなら、最後の全量買取であるFIT14円が、最も踏み込みやすいかもしれませんね
FIT終了後の利回り
低圧太陽光発電の魅力は20年間の固定買取制度です
それだけを見れば、高単価でCFが沢山出る太陽光発電の方が魅力的だとは思いますが、その後の固定買取をが終わった後も太陽光発電を継続するのなら、低単価の太陽光発電の方が魅力があるかもしれません
仮にFIT40円の案件とFIT20円の案件を比較した場合は、20年後は圧倒的にFIT20円の案件が高利回りになります
理由としては2020年現在の卒FITの買取価格が、平均で10円前後という事です
- FIT40円が卒FIT後は10円の買取の場合は利回りが1/4
- FIT20円が卒FIT後は10円の買取の場合は利回りが1/2
この様に利回りの下落率が、段違いで違います
あくまでも2020年の卒FITの買取価格を参考にしていますが、FITを超えるような買取金額に増える事はまずないでしょう
ですので、買取価格が下落するのは必然です
そこを踏まえて、20年後も太陽光発電を運用するのなら、FIT14円もアリかもしれません
私は20年後も太陽光発電をする覚悟で考えています。ですのでCFが少し出にくくても20年後も管理のしやすい土地と場所を常に探しています
経験が積める
小さく始めて経験が積めることは、大きな魅力ではないでしょうか
太陽光発電も事業のひとつです
- キャッシュを残すための努力
- 管理方法
- 税金の知識
- 騙されない為の心構え
普段は中々経験できないような、物事の連続が太陽光発電にはあります
この知識やスキルを知らないまま大きく投資をしてしまうと、取り返しのつかない事になる可能性も否定はできません
太陽光発電のFIT14円は少し小さい投資かもしれません
しかし小さいからこそ、失敗した時のダメージは少なくて済みます
そこで学んだ事を生かして、太陽光発電のセカンダリー市場で大きな発電所を買うも良し、不動産投資に舵を切るのもよし、新たな事業を展開するも良し
この経験とスキルは一生の宝物です
しかもどんな行動をとっても、収入の支えになってくれます
額は小規模だと少ないかもしれませんが、視野を広げる意味も込めて、チャレンジしてみるのもアリなのかもしれません
まとめ
- 小さい規模は初心者には参入しやすい
- 卒FIT後の利回り維持は14円の方が良い
- 経験を積むことで視野を広げられる
以上が、低圧太陽光発電の最後の全量買取FIT14円の魅力についてです
FITのおかげで、どんな土地活用の投資よりも、安心して出来る魅力が太陽光発電にはあります
最初の事業の経験の為にも、太陽光発電はオススメは出来ます
踏み込みやすい今が、最後のチャンスかもしれませんね