高配当株を超分散、超長期保有して安定的にキャッシュフローを貰う考え方
ズヤです!こんにちは!
株式投資をする場合に魅力的なのが配当金。その配当金を沢山配ってくれる株を通称「高配当株」と言います
どの株も配当利回り5%前後をキープしており、尚且つ安全性が高い事で注目されています
皆さんも1度は聞いたことがある企業で、有名中の有名企業ですね
そんな有名な企業から、誰も聞いた事がない企業まで、様々な企業が配当金を出しています
その配当金を安定的に受けとる方法を今回はご紹介します
高配当株を超分散、超長期保有して安定的にキャッシュフローを貰う考え方
安定的に配当金を受け取るなら分散が必須
なぜ分散が必須なのかと言うと、集中投資をすると「企業が傾いたときに共倒れ」になるからです
例えば東電です
東日本大震災の前は株価は2500円台を推移していました
しかし、東日本大震災の原発事故の後は、1/10の250円付近まで下落をしました
震災が起きる前は、東電は超優良株で、東電さえ持っていれば安心、他の株はいらないとさえ言われていました
原発事故の原因は東電にあり、その代償として株価の下落が始まったのです
もし、その時に東電の株しかもっていなかった場合は、資産が1/10になり再起は難しいレベルまで損失を抱えてしまいます
まさに一蓮托生
集中投資をする場合はそのような危険性もあるわけです
しかし分散投資の場合は、一つの銘柄が倒産した場合でも耐える事が可能です
例えば、1株1万円で購入し100銘柄に分散した場合、1銘柄が倒産したとしても残りの99銘柄が残っています
そして99銘柄が出す配当金で、倒産した1株の補填をしてくれます
これが分散投資の安定性で、保有している株のリスクを分散してくれます
短期で資産を増やしたい場合、最速で億り人になりたい場合は集中投資ですが、少しづつ安定して増やしたい場合は分散が必須なわけです
配当金を受け取るなら長期で考える事が必須
なぜ配当金を受け取るなら、長期で考えるべきかと言うと「保有している時間が長ければ長いほど、配当金を貰える回数が増える」からです
例えば、年5%の配当金が出る株があったとしましょう
年5%の配当を10年貰い続けた場合は合計50%
年5%の配当を20年貰い続けた場合は合計100%
貰える回数が多ければ多いほど、株を買った時の資金を回収でき、その後すべての配当金が利益に繋がります
年5%の配当金も20年持てば合計で100%の配当を貰ったことになり、買った株の元を取り返すことになるでしょう
投資をしていない人にとっては、たかが5%かもしれませんが、この5%が20年後30年後に、大きな差になる事は間違いありません
生きてさえいれば20年後の世界、更に30年後の世界は必ず訪れます
豊かな人生を送るか、貧しい人生を送るかは、今の自分の行動次第なのかもしれません
有名な投資家の名言で「株は結婚相手を選ぶように買え」と言う言葉があります
一生付き合えるような優良株を見つけ出して、その株から死ぬまでキャッシュフローを貰い続けることが理想です
高配当株の選び方
現在、高配当株には2種類の株が存在し、選んではいけない高配当株も存在します
選んではいけない高配当株は「株価が下がっていることで、高配当になっている銘柄」です
悪材料があり株価が下落中の株は「減配のリスク」が付きまといます
不祥事や業績が悪い場合はそれが原因で売上も伸びません
売上が無いのに配当金を出し続ける事は難しいので、近いうちに減配または配当金を出すこと自体をやめる可能性もあります
減配になってしまっては本末転倒。高配当株でキャッスフローを強化する目的が破綻してしまいます
ですので、高配当株で狙うべき銘柄は「業績が伸びている株」に限るのです。業績が伸びており、更に数年の間、増配をしている企業が好ましいでしょう
そして、増配をする銘柄を購入できた場合は、年月が経つにつれて配当利回りが上がる可能性もあります
配当利回り5%で購入した株の株価が上がり、更には配当金の額も上がり、ダブルでおいしい思いをする
これが高配当株を狙った場合は可能と言うわけです
この辺りを踏まえて高配当株を狙うのが良いのかなと思います
まとめ
以上が、高配当株を超分散、超長期保有して安定的にキャッシュフローを貰う考え方でした
経済が安定している限り有効な手段で、長い目で見たら負ける確率が低い手段です
とある有名な言葉で「日本人が現金を一番保有している時期はいつだと思う?」と言う質問があります
その答えが「死ぬときなんだよ」と言う答えは、今でもはっきりと覚えています
結局のところ貯金を多くしたところで資産は増えませんし、使う前に死んでしまっては意味がありません
一生懸命に働いて、汗水たらして稼いだお金を使いこなせないで、そのまま死んでいく人生・・・もったいないとは思いませんか?
どうせなら高配当株でも買ってキャッシュフローを増やし、そのお金で豊かな人生を歩んだ方が幸せです
株の「含み益」や「含み損」は関係ありません
死んだ後の「キャッスフローのシステム」をそのまま子供が受け継ぐだけです
子供に残す財産が増えるか減るかの差です
借金は残したくありませんが、キャッシュフローのシステムは受け継がせたいと思いませんか?
企業が生き残っている限りキャッシュフローシステムは生き残ります
せっかく残すのなら現金ではなく「お金を生む木」を残していきましょう!