太陽光発電で不安な影の影響、日没前に影が入ると発電量に影響はあるのか?
ズヤです!こんにちは!
太陽光発電を始める時に不安なのが影です
常に日が当たっている場所に発電所が作れれば良いのですが、どうしても場所によっては影が入るところもあります
私の発電所の場所は、自分の土地活用だったこともあり、影が入る場所に発電所を作らざる負えませんでした
夕方に影が少し入るだけだったのですが、その影響でシミュレーションを大きく下回るのではないかと、常に不安だったのを覚えています
そんな影の影響を、私の発電所を参考に見ていきたいと思います
影が入る場所に、設置しようとしている人の、参考になればうれしいです
太陽光発電で不安な影の影響、日没前に影が入ると発電量に影響はあるのか?
発電所に影が入る時間帯
私の発電所は、日の出から夕方にかけては、常に太陽光が降り注ぎます
しかし日没2時間前に影が入り始めて、30分もすればパネル全体が、影で覆われてしまう場所に設置しています
時間帯で言えば
- 冬は16:30に日没なので14:30に影入り
- 夏は19:00に日没なので17:00に影入り
この様な時間に影が発電所に入ってきます
影の影響はどのくらい?
影の影響が実際にどのくらい出ているのか、管理システムから見てみたいと思います
グラフで見ると、赤い線だけが大きく下振れしています
これは私の発電所のパネルで、一番最初に影がかかる場所です
そして青い線は、まだしっかりと発電しています
しかし影の入った場所と、影がまだ入らない場所では差がありますが、既に発電量は下降しています
ほとんど発電しなくなる時間帯ですので、影の影響は誤差とも言えます
日没2時間前の影の影響は、気にしなくて良いのかもしれません
影を気にする時間帯は?
11:00~13:00が最も影に気を付ける時間帯ですね
この4時間の間で1日の発電量の約40%を発電しているとも言われています
一番発電してくれる時間帯に、影が入るのは出来るだけ避けたいところですね
逆に言えば、日の入りと日没付近の影は、多少なら問題ないとも言えます
影が少し入る代わりに、他の部分(立地、利回りなど)で魅力的であるならば、購入を検討してもよさそうですね
影が入ってもシミュレーション通りなのか?
影が入る事によって、売電収入に影響があるのは事実です
細かい計算として1日に影の影響で、2kWhの発電ロスがあったとします
私の発電所の場合、1kWh18円なので1日に36円の損失です
年間で13140円の損失で、20年後に262800円の損失になるみたいです
実際は雨の日などで発電しない日もあります。もっと少ないとは思いますが、20年後は結構大きな金額ですね
これだけ金額に影響があるという事は、シミュレーションを下回るのだろうと、思うかもしれません
しかし意外にも、シミュレーションを下回るどころか、今現在は平均すると上振れの傾向が強いです
特に2019年の夏から秋にかけては、雨の日が多く続き、太陽光発電を保有している人達が「今年は発電量が少なくてオワコンだ」などと言っていました
それでも下振れしたのはその時だけで、調子の良い月はかなり上振れもしていました
シミュレーション的には多少の影が入るくらいは問題ないのかもしれません
発電量が詳しく知りたい方は下のリンクから
まとめ
- 日没2時間前に影が入るのは問題ない
- 11:00~13:00に影が入るのは避けるべき
- 多少影が入る土地でも立地が良ければ検討するべき
- 影が入ってもシミュレーションより下振れする時は少ない
以上が、太陽光発電で不安な影の影響、日没前に影が入ると発電量に影響はあるのか?についてです
私の保有している土地は、ほぼすべての土地で、影が日没前に入ってしまいます
影のせいで発電量が落ちて、シミュレーション以下になる可能性あったので、売電開始時は少し不安がありました
しかし結果は見ての通り、問題なく発電しており、シミュレーション以上の結果を出しています
この実績があったからこそ、次の発電所にも着手できますし、規模を大きくすることも出来ます
影が入るからと理由を付けて、太陽光発電自体をキャンセルしなくて本当に良かったと感じています
人によっては問題視する部分かもしれませんが、私はシミュレーションを超えているので、良しとしたいと思いました