ズヤ発電所のマネー通信

太陽光発電とお金の情報発信ブログ

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遊休地を保有していても活用できなければ負債になる話【固定資産税、管理費】

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ズヤです!こんにちは!

 

太陽光発電を始めたきっかけのひとつに、土地活用があります

 

私の祖父母の代は農家で、田んぼや畑などの土地を多く保有していました

 

土地があるのならそのまま農業を継ぎ、農家として土地活用する方法もあったとは思いますが、会社員の親世代が兼業で農業を継続するのも難しいのが現状です

 

そうなると必然的に遊休地となり、管理費や固定資産税の支払いが発生する、負債になってしまいます

 

この費用が年間を通すと大きな金額になり、馬鹿には出来ない金額になったりもします

 

そこで今回は、遊休地の支払いで年間どのくらい支出しているのか、計算してみたいと思います

 

今回は管理している親世代からの情報を元に、ざっくりとした計算です。抜けている事もありますし、私のメモ書きみたいなものです

 

 遊休地を保有していても活用できなければ負債になる話【固定資産税、管理費】

 

 

保有している土地

 

保有している土地は主に

 

  • 誰も住んでいない古民家
  • 田んぼ

 

 などがほとんどです

 

他にも山林などもありました

 

この山林に至っては、以前は田んぼや畑だったものが、時間が経過すると共に、使われなくなり荒れた土地になり、地目が変更したものと思われます

 

山林は祖父の代から放置されていた土地らしく、今では誰も足を踏み入れる事が無い場所らしいです

 

農地の固定資産税だけを見ればそこまで負担ではない

 

土地を多く保有しているという事は、固定資産税が沢山掛かると思われがちですが、農地であればそこまで大きな金額が掛からないみたいです

 

場所にもよると思いますが、1000平方メートル近くあるような畑でも、固定遺産税は1000円以下と言う破格の安さです

 

固定資産税が安い理由としては、農業しかできないので利用範囲が限定的で、広さに対して利益が少ない事から安くなるらしいです

 

私が太陽光発電をする土地の固定資産税を確認する為に、書類を一度見ましたが、畑だった時の固定資産税は700円と言う破格の安さでした

 

 農地は固定資産税よりも負担になる物がある

 

 農地は固定資産税が安いので、そこまで負担は少ないと思っていました

 

しかし、後から知った大きな負担が管理費です

 

使わない土地だからと言って放置すると、草や木が生い茂り、農地として利用できなくなる事と、近隣への土地に迷惑をかける事に繋がるので、ある程度の管理をしなければならないらしいです

 

これが大きな負担です

 

管理と言っても、草や木が生い茂らない様に年二回の草刈くらいですが、土地が広大な事もあり、家族内では到底やりきれません

 

そこでシルバー人材センターを活用して、草刈の依頼をしているみたいです

 

こちらが年2回の草刈の依頼で、合計7万円ほどかかっています

 

他に農業をしていないのに、何故か水路の使用と管理費として、毎年4万円ほど払っているみたいです

 

農地の固定資産税よりも、管理費で年間11万円も垂れ流しになっています。この辺りが早急に改善しなければならない課題の一つです

 

誰も住んでいない古民家

 

既に空き家になってしまった祖父母の家です

 

こちらの家は築80年を超えており、家としての価値はほとんどありませんが、宅地として土地の固定資産税が毎年かかってきます

 

そして土地もそこそこ広く、1000平方メートルと中々の広さです

 

その広さが誰も住まなくなった時に、大きな負担になります

 

広い分、管理する範囲が大きくなりますし、土地の固定資産税の金額も大きくなります

 

他にも生活インフラで必要な電気・ガス・水道などが通っています

 

こちらの料金も合わせると、年間で10万円以上は払っているかもしれません

 

この家は倉庫もあるので、家族共有の物置として使っています。完全に負債ではありませんが、支払っている金額に対しては割に合わないかもしれません

 

トータル支出

 

現在負債になっている遊休地は、主に2つで農地と古民家の宅地です

 

農地が固定資産税で1万円くらい、そして管理費で年間11万円くらいの合計12万円

 

古民家が年間10万円の支出

 

合計すると年間22万円の支出になります

 

これが10年、20年と続くと思うとゾッとします・・・10年で220万円で20年で440万円です

 

今後の対応

 

今後の対応としては、農地の一部は太陽光発電を開始する予定です

 

幸いなことにFIT14円の認定が下り、数ある土地の一つが活用できる様になりました

 

そして残りの農地と古民家は売却を視野に入れ、検討していきたいと思います

 

しかし、場所によっては太陽光発電に適している土地もあります

 

太陽光発電の動向によっては、ソーラーシェアリング用の土地として、活用する事も出来ますし、NON-FITで太陽光発電をすると言う考え方もあります

 

全ては太陽光発電の今後の動向次第かもしれません

 

親にとっては思い出の場所でもあるので、中々手放したいないのも現状みたいです。この数年は考える時期として、ゆっくり最適なプランを進めていきたいです

 

まとめ

 

  • 農地は固定資産税は安い
  • 農地は使わなければ管理費で負担が大きい
  • 誰もいない宅地は負担が大きい

 

 以上が、遊休地を保有していても活用できなければ負債になる話【固定資産税、管理費】についてです

 

先祖代々の土地という事もあり、出来れば活用したいですが、現状は難しい気がします

 

古民家なども再生して貸し出すなども考えてはみましたが、家のある場所の地域が人口減少しているので、長期で考えた場合は難しいような気がします

 

人ありきの土地活用の方法が多いですからね

 

良い方法を探す為にも、土地活用の勉強を今後はしていきたいです